大きい工事の最後の方の作業は工期に追われて
雑の事をしでかす輩が たまに出ます。
そんな所が他より早く故障して壊れます。
では 画像で見てみましょう。
ここが今回の現場。雑木林の中。
がっつり掘ってみると。。。。。。
50Φの塩ビ管の90度の曲がりがぶっ飛んでいました。
これじゃ水流れないよね。管ないんだもん。
おそらく 管の取付角度が急だったので埋戻し時にすでに破損していたか
転圧が不十分で圧密沈下が進むにつれ 管ごと下がり無理な角度が災いして割れた。
みたいな感じかと思われます。
どっちにしろ施工に問題ありなきがします。
右側に90度の継ぎ手があったのですが 見事に割れています。
新しく付け替えて少し勾配を緩くしてあげました。
沈下に耐えれるように管の下にあて物をして埋め戻しました。
そして今日はもう一箇所。
この花壇の中にもあります。脱管箇所。
ここは周りが真っ白タイルなので養生はがっちりと!
絶対土をつけない!つけたら切腹。そんな気合で作業です。
白タイルに土は絶対落ちません。
明るいタイルのお家の方は その辺の野良土工の作業には注意しましょう。
汚されたら最後です。
養生が終わったら 掘ります。
今回は点検口のそばだったんで深さがわかっていました。
2mです。ありがとう職方さん。
管 外れています。
やっぱり下はずれなんで転圧下手なんですよねー。
同じ建物なので同じ業者でしょうから同じ事がこれから出てくるでしょう。
これから人手不足で時間がないとか工期がないとか技術 知識の伝承が途絶えて
竣工時に形になっていればいい的な業者が増えるので
こーゆー補修工事は増えていくんだろうと思います。
経験のない職方がこうなった理由も考えず只つないで帰って また同じ故障が発生する。
そんな世の中になって行くんだと考えています。
そうなる前に笹久保土建は1人1人が考える施工をモットーに
基礎の基礎を大切に作業していきたいと考えています。
のでぜひ 面接来てください。
付け替え完了。
沈まないようにこっちも 沈み止を施しました。
2m*1m*1mで2m3
2m3は3,2tですからね。いくら管が丸くて全重量がかからないって言っても
重いよね3tって。
その辺少し考えて取付してほしいよね。
で 埋戻て終わりです。
今回は土もつかずに終われました。
つくと本当に地獄です。落ちないんだから。
油と土と野良土工には気を付けましょう。
では 明日もご安全に!
またもや 配管の故障の復旧依頼です。
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